うつと「思考の整理学」外山滋比古さん

うつと「思考の整理学」外山滋比古さん

うつで悩んでいるあなたへ・・・ HIDE です。

うつで、頭の中が嫌なことでグルグルまわって、抜け出せない。やる気がでない。

どうすればいいのかわからない・・・そのような方がいらっしゃると思います。

私もうつの時は、「気がつけば」嫌なことばかり考えていた時もありました。

この「気がつけば」が怖いです。

無意識なので私自身もなぜそうなってしまうのかわからない状態でした。

今回紹介する本は、単に書籍の帯に惹かれ購入してしまいました。

内容をパラパラみていたら私にとっておもしろそうだったので・・・

東大、京大生が読んでいる本はどんな本なんだろう。私は東大、京大生のような頭脳は

持っていませんが、本なら読めるぞと思って購入しました。

もともと、うつの方に何かヒントになる部分があると思って購入したわけでは

なかったのですが、いくつかヒントになる部分があると思ったので、

紹介させていただきます。

著者は外山滋比古さんです。1986年4月に発行された本なので今(2020年)から34年前に

書かれた本になります。すごいですね。

さっそく、箇条書き風でみていきましょう。「・」は著者で「→」は私です。

あなたにとっていいなあ、わかるなあ、やってみようかなと思うところがあれば幸いです。

・朝の頭は楽天的。寝て疲れをとったあと、腹になにも入っていない、朝のうちが最高の時間。

→2020年3月、漫画家である田中圭一さんのブログで「アファメーション」について書きました。

朝起きた瞬間に、自分が好きと唱える。実践されている方はいるでしょうか?

ばかばかしいと思う方がほとんどだと思いますが、お金をかけず簡単にできるトレーニングです。

この機会に試してみてはいかかでしょうか?

・胃袋に何か入れたあとすぐ、頭を使うのはよくない。消化のために血液がとられて、

頭はぼーっとする。それが当たり前で、学校の生徒が、午後の授業で睡魔に襲われるのは

健康な証拠である。ああいう時間に勉強させようというのがそもそも間違っている。

→教育について述べていますが、仕事にも当てはめることができます。仕事で昇進したいと

思ってなかなかうなくいかない方もいるかもしれません。昼からのパフォーマンスを

上げるには、昼食をどうするか一度考えてみるよい機会だと思います。

ちなみに外山さんは、朝飯前に仕事して、ブランチ後に寝て再度仕事。

1日に朝の脳を2回作っています。ということで食事は1日2回のようです。

しかし、サラリーマンの方は難しいと思います・・・

ちなみに私は夜一食がほとんどです。お昼にお腹がすいてどうしてもという時は、

冷蔵庫のあまりものなど口にすることがありますが、食べた後は眠くなりパフォーマンス

は落ちます。その中でも、毎朝ジョギングを30分から40分、週4~5回できています。

・夜、寝る前に、あまり深刻なことを考えるのはよくない。

→うつの時は一日中深刻なことを考えている方は多くいらっしゃると思います。

私もそうでしたが、寝る前でもいろいろと悩んでいると寝つきが悪くなりさらに

翌日起きた時から嫌な気分で一日を過ごすことがよくありました。寝る前も、

翌日を楽しく迎えるためには、あまりいろいろなことを考えすぎない方が

良いと思います。

・遅くなってから、コーヒーや紅茶を飲むのはいけないのは知っているのに、

興奮するような本を平気で読んでいる人がいる。

→本もそうですが、今の時代だとスマホでしょうか。仕事ができる人はよく寝る前に

スマホを見ないことを習慣にしている人が多数です。うつで病院に行くと

必ずといっていいほど「睡眠はどうですか?」と聞かれます。

あまり寝られていないと答えると睡眠導入剤を処方されます。

もし、寝る前に睡眠にとってよくない行動をしている方は、睡眠導入剤に

頼らなくてもよい行動ができると、ひとつ薬は減るかもしれません。

・努力をすれば、どんなことでも成就するように考えるのは思い上がりである。

努力してもできないことがある。それには、時間をかけるしか手がない。

→うつの時期が長いほど回復するまでの時間が長くなると言われています。

私が一度目のうつから会社に復帰した時は、お金の面が一番心配だったので、

まずはお金が一番の気持ちで、自分の中でもまだ完全ではないという思いの中、

約1年半後に再発となり、何とも言えない状況になりました。この時に

学んだことは、生活はなんとかなるでした。インターネットで

調べてみるといろいろな生活支援がありますが、最後は生活保護もある。命まではとられない

そう、命まではとられないと思った瞬間気持ちが楽になったのは事実です。

そして、少し開き直った感じがあったのも事実です。

結局、お金よりも体の方が大事ただそれだけです。

・何か気付いたり、おもしいことを聞いたり、読んだりしたら、あとでと思わず

その場で書き留める。

→2020年6月、うつと「いやな気分よさようなら」デビッド・D・バーンズさんのブログでは

自分の思いを書き留めることがうつを治すためのひとつの方法であると紹介しました。

今はやりの俳句もストレスを軽減させてくれるようです。

外山さんは常に手帳を持ち歩いていますが、手帳は苦手という方はスマホでメモを取ることができます。

ただ、頭で考えるのではなく視覚も活用することでうつから脱却できる可能性が高くなります。

今思っていること、以前楽しかったこと、本当は将来これをやってみたいなど、紙に書いてみては

いかかでしょうか?

・今の人間は、情報過多といわれる社会に生きている。どうしても不必要なものが、頭にたまりやすい。

これをそのままにしておけば、だんだん頭の中が混乱し、常時「忙しい」状態になる。忘れる努力が

求められるようになる。

→うつの時は、頭の中で嫌なことやマイナスが思考が渦巻いている方がいると思います。

嫌なことを忘れたくても、いつの間にか嫌なことを考えてしまっている自分がいる・・・

そして、さらにどんどん自分が嫌になっていく。

私もそうでした。こんな時は、もう過去は関係ないと自分で声を出してみてください。

今までのすべての過去が最悪だったわけではないし、嫌な過去も振り返らなければいいだけ。

これからいい過去を作っていくのは自分しかできない。そう思うと、少しやる気が

出ると思います。

・ヤケ酒は、頭の中から有害なものを早く流し出してしまおうというための一種の知恵で、

忘却法としてはもっとも原始的だが、体をつらいめにさせてしまう。

→嫌なことから逃げたい。お酒に頼ってしまう。飲んで気分がいい時はいいが、その時だけで

あとで後悔という方がいるかもしれません。私もそうでした。お酒を飲みすぎると、朝起きた時に

頭がガンガン。1日のスタートが気分悪く始まり、1日が台無し。私もそんな時がありました。

うつを治すときは完全にお酒を断ちました。今は、週末に夫婦で楽しいお酒を嗜む程度です。

私の場合、お酒はうつを根本から治す道具にはなりませんでした。

場所を変えると気分も変わる。

→ずっと、家の中。誰とも会いたくない。ベッドで1日過ごす方が楽。そんな毎日を

私は過ごしていましたが、結局何も解決しませんでした。最初は少しずつ散歩から。

外に出て深呼吸すると気持ちがいいです。なるべく通勤時間より前の方が空気はきれいです。

最初は朝起きることが辛いと思います。だけど、少しだけがんばってみる価値はあります。

うつは本当に気分転換が大事です。気分転換を学ぶことでうつは消えやすくなります。

何かほかのことをすると、忘れられる。ひとつのことに、こだわっていると、

かえってできるものまで、できなくなってしまう。

→うつの時は、いつの間にか嫌なことばかりにこだわっていたりします。結局何も解決せず

1日が終わってしまう。少しでも体を動かすだけでも違います。何か趣味があれば、

少しずつ趣味に時間を費やしてもよいと思います。

私は今のところ、運動と料理はうつ予防に繋がっています。

汗を流すのが忘却法として効果があるようだ。適度のスポーツは頭の働きをよく

するのに必須の条件でなくてはならない。

→2020年4月のブログ、「うつが治る食べ方、考え方、すごし方」の著者、廣瀬久益さん

の病院ではキックボクシングを取り入れていると紹介しました。

うつの時ほど汗を流した方がいいと廣瀬さんはおっしゃっています。

うつの時は汗をかくことがほとんどないに等しかった私ですが、朝ジョギングして汗をかいて

シャワーに入ってスッキリすることで1日をよい状態で過ごすことができます。

「頭で考えるより、先に体を動かす。」「先に体を動かすことで気分がよくなる。」

教えてくれる精神科医に私は出会うことができませんでした。

・汗を流すまでには至らないが、散歩も体を使うことで、忘却を促進する効果がある。

早足で30分歩くと、いちばん近い記憶の大部分が退散してしまう。さっぱりする。

そして、忘れていた、楽しいこと、大切なことがよみがえってくる。

頭の整理が終了したのである。

→早足で30分となると、うつの時は考えられないと思いますが、嫌なことを

忘れられる時間を取ることは重要です。先に述べたように、まずは体を

動かすことが先。少しずつ実践してみてはいかがでしょうか?

いつか、このブログをご覧いただいている方とジョギングできる日が来るなど

想像もしていませんが、もし実現したら本当に幸せです。

・いちばんよくわかっているはずの目の前のことがそれほどわからないのか。ひとつには、

それまでの考え、それにもとづく流行の色眼鏡をかけて見ているからである。その眼鏡越しでは、

新しいものがあらわれても見えない。

→「色眼鏡」という言葉を「フィルター」と置き換えてみるとわかりやすくなるかもしれません。

うつの時は、本来そう考えることがおかしいはずなのにおかしいことが当たり前だと思っています。

ここでいう、色眼鏡をかけていることになります。目の前の現実がみえない状態になっています。

歪んだ考えが正しいと思っている間は、うつは治らないです。ブログで紹介していることを

実践してみてはいかかでしょうか?やって後悔するのとやらないで後悔するのとでは

今後の人生において大きな意味を持ちます。

・まだまだ書けないと思っているときでも、もう書けると、自分に言いきかす。

とにかく書き出すと、書くことはあるものだ。

→うつの時でも、自分のことが好きであると自分に言いきかす。

とにかく、やってみる。やってみないとわからない。やらずしてはわからない。

やってだめなら、次を探せばいい。最初からあきらめてはいけない。

私からみなさんへのエールになります。

・頭の中で考えているだけではうまくまとまらないことが、書いてみると、はっきりしてくる。

書きなおすとさらに純化する。人に話してみるのもよい。書いたものを声を出して読めば、

いっそうよろしい。

紙に書くことと、声を出すことはうつを抜け出すヒントだと思います。

先に述べた、デビッド・D・バーンズさんのブログの中で何か実践できそうなものがないか

調べてみてはいかがでしょうか?

間違っても、自分はダメなのではないか、いや、ダメなのだなどと思い込まないことである。

そういうように消極的だと、できるものさえできなくなってしまう。とにかく、できる、できる、

と自分に言いきかす必要がある。口先だけでも、もういけない、などと言えば、本当に力が

抜けてしまう。自己暗示が有効にはたらくのはそのためである。

→自分にとって、よい自己暗示を考えてみてはいかがでしょうか?

考えごとをしていて、うまく行かないときに、くよくよしているのがいちばんよくない。

ひとりでくよくよするのは避けなくてはいけない。人と話すなら、ほめてくれる人と会うようにする。

批評は鋭いが、よいところを見る目のない人は敬遠する。

→なかなか、ほめてくれる人を探すのは難しいかもしれませんが、自分が今後そうすることで、

自分の周りの人たちが変わっていくのだろうと思います。ほめられないと何もできないでは

困りますが、人の粗探しをするのをやめて、何かよいところはないかと探す努力を続けていきます。

人間らしく生きていくことは、人間にしかできない。

自分らしく生きていくことは、自分にしかできない。

じゃあ、うつのままでよいのか?

と一度考えてみてはいかかでしょうか?

 

ここまで、みてきました。この本は、「考える」ことについていろいろと書かれた本です。

うつの方向けに書かれた本でありませんが、いろいろと学ぶことができた本でした。

どこか参考になればと思います。

この部分がうつに役立ったなどいろいろ意見を「うつとこころのコミュニティ」で

アップしていただけると幸いです。

よろしくお願い申し上げます。

「思考の整理学」Amazon

「思考の整理学」 楽天

報告する

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。
相談者や他の回答者が気持ちよく利用できるよう良識あるコメントを心がけください。