うつと「断薬記」上原善広さん

うつと「断薬記」上原善広さん

うつで悩んでいるあなたへ・・・  HIDE です。

いつかは、薬をやめたい。

今のままの生活はもうこりごり。

薬の副作用がきつい。

病院に行って薬を飲めば治ると思っていたのに、さらに状態が悪化している・・・

コロナウイルス第2波といわれるなか、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

今回紹介する本は「断薬記」という本です。著者はノンフィクション作家、上原善広さんです。

この本は、上原さんが2010年にうつ病と診断され、断薬に至るまでの内容になります。

上原さんがうつになったきっかけは男女関係です。詳しく内容を知りたい方は、

書籍でみてください。

さっそく、箇条書き風でみていきます。

・「心療内科の開業医なんて、患者を増やさないといけないから、なんでもかんでも『うつ』

と診断するだけだ。とりあえずおとなしくして薬だけもらっておこう」と思っていたが、

弱った精神ではそれを突き通すことができなかった。

→私の時は医者に行って薬を飲めば治ると思っていたので、あらかじめもっと下調べしてから

と思う時もありますが、上原さんのように精神状態が弱っているとなかなかやる気がでない

ので、誰かの助けを借りたりして薬や病院のことなどをインターネットで調べてほしいと思います。

・薬を飲まないと危ないと思い込んでいた。

→現在薬を飲んでいる方は薬を飲まないといけないと思っている方がいると思います。

担当医師から言われればそうするしかないと思うのが普通だと思います。

・6年間で何も治っていない。突然統合失調症だと診断される。(今までは躁うつ病だった)

→病名が違えば薬も違ってきます。6年間薬を飲んでも治らないと思うとぞっとします。

・「光トポグラフィー検査」というものを受けたが、まだ信用性に欠けるとされる。(2020年時点)

・3度の自殺未遂は投薬治療を開始してから起こしていることがわかった。現在は

自殺する人の多くがすでに何らかの向精神薬を服用している。

→薬が自殺する力を与えてしまう危険性があることがよくわかります。私もそうでした。

・調べてみると、過去にはある自治体で自殺予防の取り組みとして精神科や心療内科に通うことを勧める

キャンペーンを始めたところ、逆に自殺者が増加してしまった例もあったという。さらに

画期的な新薬ともてはやされた抗うつ薬SSRIによって、自殺者や事件が増えたことも

あらためて知った。SSRIは私(上原さん)も数年前まで飲んでいた薬だ。

自殺衝動だけでなく、他者への攻撃衝動も起こる薬で、この薬の副作用によって起こった事件が

社会問題になっていた。

→過去のブログでも紹介しましたが、国をあげてキャンペーンを実施したが、結果は

患者が増えて自殺者が多くなってしまった結果になります。

・減薬を指導してくれる病院を探したがなかなか見つからない。

→後ほど紹介させていただきます。うつが治ってから

私も調べたことがありますが、なかなか見つかりませんでした。

 

ここからは杏林大学名誉教授の田島治医師の話の内容です。

・特に若い真面目な医師ほど、製薬会社のガイドラインや、

アメリカのマニュアルを重視する傾向にあります。

しかし、症状は患者さん一人一人によって違います。医師はやっぱり目の前にいる

患者さんの話をきちんと聞いて原因を探りながら診断するのが基本です。

→私が通った2つの病院はいくつか質問されて薬を出されて終わりでした。

・睡眠薬を減らすのが一番難しいです。だけどやめられたら

びっくりするくらい変わります。また、抗精神病薬や抗うつ薬、睡眠薬を

長期に服用すると副作用として太りやすい。太りすぎは美容面だけでなく健康にも悪く、

糖尿病になるリスクもあります。運動や外出もあまりしない方も多いので、私は患者さんに

薬を処方するとき、必ず太らないように指導しています。

→今薬を飲んでいる方はどんな副作用があるのか調べてみてください。

・日中の眠気がひどいのはデパスの影響と思われる。

→漫画家田中圭一さんのブログでも紹介しましたが、デパスを飲んでいました。

依存度が高い薬になるので、やめるときも大変です。

 

向精神薬や睡眠薬を始めると1か月ほどで依存状態になるのだが、脳内活動が薬ありき

になってしまうため、脳内の神経伝達物質が出にくい状態になってしまう。

これが薬物依存の始まりだ。薬が入ってくるのが長年当たり前の状態になっているところへ、

薬を減らし始めるのだから、薬で補っていた神経伝達物質が出なくなる。そのため

様々な離脱症状が現れる。離脱症状は様々あるが、「筋肉への作用」もその一つだ。

現れる症状は各個人でまったく違うのと、筋肉の症状なので、薬のせいだということが

わかりにくい。

「薬によって、人はここまで自分の体がわからなくなるものか」と思った。

→薬は自己治癒力を低下させ、依存に走ってしま、自分がわからなくなることがわかります。

・不調の原因のほとんどは、減薬による一時的なもの。

→「減薬」を目指そう、または目指している方は一時的なものなのでなんとか踏んばって

ほしいと思います。私もそうでした。

・服用期間が短いと薬の抜けるのも早くなるが、個人の体質によって前後する。

→個人差はあるが、長いより短い方がよいです。

・一人ではとても断薬に取り組めなかっただろうと思う。

→上原さんは田島医師の元で治療しました。

田島治医師の病院です。←クリックでホームページに

・減薬してよかったのは、本来の自分と改めて向き合う機会を得たことだろう。

本来の性格が戻ってくるにつれ、自分の短所や長所を再確認できるようになった。

→減薬で本当の自分に近づくことができます。

・薬は長期間の使用で耐性がつくと、どんな薬も効きが悪くなる。

→私は薬が効かないとどんどん量を増やされ、それでも効かないと薬を変更させられました。

まだ精神科・心療内科に行ったことがない人は、とくに薬に手を出すのはかなり慎重になった方がよい。

一旦飲み始めるとやめられなくなるし、耐性がついて効かなくなり、服用量が限界まで増えていく

だけでキリがなくなるからだ。また、長年使用すると脳に影響が出て、プライベートはもちろん、

社会生活に支障が出ることになる。さらに当人は良くても、服薬による脳の損傷によって統合失調症や

認知症のような症状が出て、周囲に大きな負担をかけることにもなる。だから一旦、薬に手を出して

しまっても、できるだけ速やかに減薬を始めた方が良いと私は思う。

早いほど、離脱症状やその後の後遺症も最小限で済むからだ。

→このまま薬の人生でいくのかどうかは、あなた次第です。

・減薬は休日前など、翌日に減薬が影響しない日を狙って実行するのがコツだ。

→会社に行きながら薬を飲んでいる方も多くいるので、減薬、断薬に賛成している

医師の意見を聞いて、この機会に減薬、断薬をしてみてはいかかでしょうか?

・2種類の薬を同時に減らしていくのはダメです。一種類ずつでないと長続きしません。

→減薬は慎重に。無理やりはかえって悪くなる可能性があります。

・最近の研究では、うつの時に薬に頼るのは最後であり、とにかくまずは休むことが重要。

運動が本当に必要なのは、重篤な症状から抜けた時だ。やや元気になってきたら、ごく軽い運動

(20分程度の散歩でも世良い)を始めるようにする。

→症状が重い軽いは自分にしかわかりません。外に出られるくらいになったら、外に出てみましょう。

・漢方を得意とする内科医からのアドバイスとして、

脳内活動を良くするには納豆や漬物のぬか漬けが良いそうだ。

→食生活も大事になってきます。先にあったように太らないようにするのがコツだと思います。

・健康法には流行りすたりがあるので、あまり熱心になって右往左往しない方が良い。

今ある健康法も、10年経てばまったく逆のことが言われたりすることがよくある。

→いろいろな意見がありすぎるので、とりあえず自分に合って続けられそうなものを

選んでみてはいかがでしょうか?

・SNSが気になる人は、せめて断薬できるまではやめることも有効。

→SNSで自分がストレスになっていないか今一度確かめてみてください。

・「減薬」をうたう医師はいるが、「断薬」を掲げている医師はまだまだ珍しい。

熊本にある「松田医院和漢堂」は、日本初はもちろん世界初とも言われる、

「薬をやめる科」を開設したことで知られる。松田史彦医師です。

松田医院和漢堂←クリックしてください。

全国から患者が押し寄せてきているとのことです。遠方の方は一度電話などで相談

してみてはいかかでしょうか?

 

ここからは松田史彦医師の話をみていきます。

一般医師というのは99%、西洋医学しか学んでいないから、それが全てだと思わされて

きたんです。精神科、心療内科は『合法のヤク販売所』ですね。

向精神薬なんて、合法的な麻薬のようなものです。合法なので、いつでも手に入る。

保険まで使えてしまう。飲んでも売っても捕まらない麻薬なんです。

それを知らないと、ただ眠れないと受診しただけで、下手すると廃人にされてしまう。

薬でおかしくなっていても医師はやめるという発想すらなく、やめ方も知らない。

生まれつきの障碍者や生活保護を受けている人も、向精神薬に毒されている人がとても多い。

彼らは病院に行かないと補助がもらえなくなる。多くの人がそこで精神病の薬を飲まされ、

病院に囲い込まれていく。医者や薬屋の言う科学的根拠も幻に過ぎないと思います。

例えば4種類の薬の組み合わせの科学的根拠はこの世に存在しないんです。

偽の医学論文はいくらでもありますから、4種類以上となると医学の知識を超えた領域に

あるわけです。薬をいくつも飲まされた最後には薬で廃人にされてしまう事すらあるわけです。

薬の飲みすぎで、心臓が止まって死に至ってしまうケースすらある。それでも、医師が薬を

出してしまうのは、大学などで薬を出すことが治療であると教育をずっと受けて、薬、手術以外の

治療法を学んでいない、さらには自然療法などを完全否定する教育を受けているからです。

一種の洗脳ですね。洗脳によって視野が非常に狭くなっており、

薬の効果ばかりに目が行き、副作用のことをすっかり忘れているのです。

「治療=薬を出すこと」と洗脳されているのでやめられない。仮に途中で気づいても、

昨日までしていたことなのでプライドもあって途中でやめられない。薬は必要なことも

ありますが、毒であるという認識をもつべきです。

だから、病院なんていうのは、基本的に緊急以外はかからない方が無難なところなんです。

「薬で治る」と医師と患者さんが洗脳されている。この意識を変えない限り、状況は

変わらないでしょうね。向精神薬の問題なんて、欧米では1970年代にすでに問題になって

いたのに、日本では全く知らされてこなかった。巧妙に情報が隠されてきたからです。

向精神薬の対策については、日本は40年くらい遅れています。

「断薬は離脱、禁断症状との闘いですが、完全に薬をやめた後も、もともと薬に頼った原因を

解決していくことが大切です。原因の多くは心や意識の問題です。

現代人はテレビや教育など、いろんな手段で知らないうちに洗脳されていますから、それに

まず気づいて薬でなんとかしようという意識を変えることです。最終的には、薬を

飲み始めたきっかけとか、心の悩みなどの原因をクリアにして、それに対処していかなければ

なりません。そうでないと、せっかくやめてもまた薬に手を出してしまいます。

安心と信頼さえあればアメ玉でも治るんですよ。

薬が効いたのではない。安心が効いたのである。患者さんは安心がほしいのだ

特に高齢者の体調不良は、向精神薬だけでなく、血圧の薬なども含めて中止したら

ほとんどが良くなります。薬をやめる勇気がない人は過剰に頑張らないこと。

「断薬はやめる決意と勇気」が必要です。

なんらかの新しい症状が出てきたら、まずは薬の副作用を考えてくださいという事です。

そして、怖がらずにやめてみるのです。すると、その症状が消えていくことが少なくありません。

疑問に思ったことはネットでその薬の副作用の項目を調べてください。

→うつの方はぜひ、時代背景を知っておいてほしいと思います。そして、うつになった

根本原因を解決しない限り治らないこともわかります。

 

ここからは内海聡医師の話をみていきます。

断薬でもっとも日本で有名なのが内海聡医師です。

精神医療は「うつ」のキャンペーンが終わったら、今度は「発達障害」の宣伝をしている。

新たな患者を作るために、ちょっと個性的な人は大抵、当てはまるようにできている。

断薬して病院を”卒業”するのが本来の姿なのに、全然そうならない。薬を使うと

患者さんもおとなしくなるし、医師も楽ができるからです。精神科自体が洗脳する

学問ですから患者さんを洗脳するのに長けているんです。病院というのは

全て、人の病気で金儲けしているのですから、基本的にネガティブに見た方が良いのです。

生きている人で、何の悩みもない人はほぼいないというのに、悩みと対等することも

人生の一つなのに、それを薬で解決しようとするのは間違っていると思います。

大半の人が必要のない治療を受けています。

→自分にとって本当に薬が必要なのかどうか今一度心に聞いてみてください。

・断薬のコツは計画的に進めないことにある。薬の増減は臨機応変にして、

けっして計画通りにしようと思わないことが大切だ。断薬は「一歩進んで二歩後退」

という状態が数年続く。

→症状は自分にしかわからない。計画通りにやらなければいけないと思わないことが

大切だと思います。

・仕事など日常生活をしながら断薬したいので医師の世話になるわけだが、

本当は施設の管理下で一気に断薬した方が良いというのである。

→薬をやめる勇気と決断が必要です。

・「悪いことは重なるものだ。自分さえしっかりしていれば大丈夫」と諦観(ていかん)することにした。

→自分なりの哲学を持っておくと、将来心が折れそうになった時に自分の哲学が効いてくると思います。

・薬物依存から抜け出したら、今度は損傷した脳を回復させるために、リハビリが必要。

薬と縁が切れたから、これでオシマイとはならない。後遺症のことをすっかり忘れてしまっているのだ。

だから、断薬してからが、本当の再スタートになる。

精神障害を負った後の運動の効能は次のように二つある。

1.運動することで自宅にこもっているだけでなく、積極的に外に出るようになる。

2.運動することで血流が増し、脳に刺激が与えられるようになる。

→体を動かすことは本当に大切で、うつの回復と予防につながります。

運動なしでは避けて通れない道だと思います。

・脂肪燃焼のためには、有酸素運動を20分以上しなければならないと言われてきたが、

最近では5分でも10分でも効果があるという風に変わってきている。

球技は予測がつかない動きが覆うので脳の刺激になるとれさている。しかし、

有酸素運動が苦手だったり続けられない人は、バッティングセンターでバットを振ったり、

ボウリングで遊ぶだけでも効果があると思う。

ウエイトトレーニングは血流を良くし、ホルモンの分泌を促す。

ようは、自分に合った続けられる運動を選んで自由にやればいいのだと思う。

どのような運動であっても、やならいよりやった方が良いという考え方だ。これは

私の私流の考えで一般論ではない。田島医師はできるだけ立って物事をするのも

効果があると話す。

→これが自分にとって必ず正しいという運動はないので、続けられる運動は何かを探してみてください。

・内海聡医師が「日本の家族関係はすでに崩壊しているので、安易に薬に頼ることになる」

と指摘しているように、あのとき本当に必要だったのは、家族の支援と休息だったのだと思う。

「うつは心の風邪」といったキャンペーンに乗せられて、精神科や心療内科に容易に行ってしまった。

現在は「大人の発達障害」が流行っているが、発達障害が原因であっても、自分に合っていない

環境や仕事にとどまるために一生薬を飲み続けなければならないのは、そのような社会そのものが、

どこか狂っているのだと思う。

→いろいろな情報社会の中で、自分を見失わない努力が必要だと思います。

・医師というのは腕の良さと人柄が必ずしも一致しない。医療はやはり本質的には

サービス業ではないのだと思う。私たちは自分の体は自分で守るということに、常に

注意しなければならない。

テレビやインターネットの情報は確かに気軽だが「タダほど怖いものはない」

対応策は自分にとって正しい情報を得ることだが、これが意外に難しいとなると、

とりあえずは「すべてを一度、疑ってみる」ことが大切だと思う。

→うつの時は判断力が鈍っているため、自分一人でなく周囲の意見も参考にした方が

良いと思います。

いったん睡眠薬や向精神薬を始めてしまったら、どこかで気づいてやめるしかない。

→今、このブログを読んでいる方はこれをきっかけにこれからの人生を考えてみては

いかかでしょうか?

・通常の病院であっても、現在のような国民皆保険制度の下では、減薬ながらでも

「患者様」には長く通い続けてもらわないと成り立たない。だから、減薬派は保険適用、

断薬派は自費診療と大きく分けることになる。

→本当に薬を断ち切るにはどちらがよいのかどうか考えてみてください。

・現代にあっても、自分の身は医師や薬が守ってくれるのではなく(もちろん

そういうケースもあるだろうけれども)、基本的に自分自身で守っていくしかない

というのは、いつの時代にも通じている真理ともいえるものではないだろうか。

困った時には原理原則に立ち返る」ということなのだと思う。

流されるのも人生だが、時には自分で立ち止まることも大切なのだ。

・一度薬漬けになったものの、断薬したことでリセットできた私は、

己の弱さを知り、時には周囲の助けをかりながらでも、それに対応しようと足掻(あが)き

つづけることが大切だと気づくことができた。

これこそが本当の意味での「寛解」なのではないだろうか。

→一度うつになった人が社会復帰しても、またいつうつになるのか心配になる

ことがあると思います。再発を防ぐためには薬に頼らない方法や

ものの考え方などを学ぶことで再発を防ぐことができるのではないでしょうか。

 

ここまでみてきました。上原さんは、断薬(ほんの少量)時に草津温泉で

「時間湯」(今はなくなりました)を通じて断薬に成功されています。

詳しくは本書をお読みいただけたらと思います。

途中で話があった内海聡医師の病院です。気になる方はHP

をご覧ください。

内海聡医師の病院←クリック

減薬か断薬か、今のままか、今よりも悪化するのかは自分にしかわかりません。

私の場合は薬漬けの一生は嫌だとどこか心の中にあったので、今は何とか

なっているのだと思います。薬をやめるのには、勇気と決断が必要です。

薬に対する知識も知っておいて損はありません。

 

このブログがあなたのうつに関して少しでもお役に立てられたらと思います。

あなたの「減薬」「断薬」のエピソードを「うつとこころのコミュニティ」で

紹介していただけると幸いです。紹介していただくことで、他に苦しんでいる

方の救いになります。

よろしくお願い申し上げます。

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